実は危険な歯磨きの方法
良い歯と呼べる基本的な条件は、まずは虫歯のない歯であること。
“虫歯予防のために、できるだけ食後すぐに歯磨きをする”
これは世の中では常識だと思われていたのではないでしょうか?
今回は、「実は危険な歯磨きの方法」をご紹介します!
1 食後すぐに歯を磨く
口の中が気持ち悪いのは嫌ですし、汚れはすぐに落としたいですよね。
でも知っておいていただきたいのが、なんと食後すぐの歯磨きは
歯の表面のエナメル質にダメージを与えてしまう
危険性があるということです!
飲食物に含まれる酸で歯の表面のエナメル質は柔らかくなっており
その状態で歯を磨くと、エナメル質を傷つけてしまう恐れがあります。
エナメル質がダメージを受けると、黄ばんで見えたり
白濁や欠け等が生じ見た目にも大きな影響を与えてしまうのです。
歯磨きは食後30分~1時間時間をあけ、1日2回以上磨くのが
ベストな方法です!
2 ゴシゴシと力強く磨いている
歯をキレイに保とうと、つい力をいれて磨いている方は
多いのではないでしょうか?
20歳代~50歳代の女性800人を対象に行った
「食生活の酸とオーラルケアに関する意識と実態調査」によると
歯を美しく保つことを意識して磨いている人のうち57%が
「強くしっかりと歯を磨いている」というアンケート結果がでました。
歯を美しく保とうと意識しすぎ、力を入れてゴシゴシ磨く
過剰なブラッシングは歯のエナメル質を傷つけてしまう
リスクが高いです。
また、それが食後となると、歯が酸で侵されている上に
物理的刺激が加わってしまうので、歯にとってはダブルパンチ!
適切な道具選びと、磨き方が重要です。
3 歯磨き後、歯磨き剤が完全になくなるまで口をゆすぐ
これに関しては、驚いた方も多いのではないでしょうか?
前述と同じ調査でも、72%の女性が「歯磨き後、歯磨き剤が完全に
なくなるまで口をゆすいでいる」というデータが得られました。
実は歯磨きの後に口をしっかりゆすいで洗い流してしまうと
歯磨き剤に含まれる有効成分(フッ素等)も洗い流してしまうのだとか。
できれば、理想は“二度磨き”です。一度目の歯磨きの後に口をゆすぐ時は
歯についた汚れを落とす意味で、しっかりと口をゆすいで
二度目の歯磨きの後は、歯磨き剤を歯に薄くコーティングする
ぐらいの気持ちで、口の中に歯磨き剤を少し残すようにしましょう。
意外と知らなかったオーラルケアの新常識を得て、美しい歯を
効率的に目指していってください。
目を大きくみせることや肌を美しくみせることに比べて
ケアを軽視しがちなパーツ・・・それが口元です!
年齢に関係なく、若さや健康を保つ人が増えている昨今
一方で、口元については自信がない傾向が明らかになっています。
目立ちにくい口内の“歯”や“歯茎”も、見た目年齢に大きく影響していると
考えられており、口元は意外と人から見られているパーツである事が
わかっています。いくらキレイにメイクをしていても、タバコで歯が
真っ黄色に変色していたり、歯茎がやせてくすんでいたら、一気に老けて
見えてしまます。
意外に目立ってしまうのにもかかわらず、ついつい後回しにして
しまいがちな口元こそ、エイジングケアに本腰をいれてみては
いかがでしょうか?