お口の運動「あ・い・う・べ体操」
皆さんの周りにいつも「ポカン」とお口を開けている人は
いませんか??
口呼吸をしていると、乾いた空気が直接気管や肺に入るため
細菌やウイルスに感染しやすくなります。
ヒト本来の鼻呼吸に変えれば、鼻がフィルターと加湿器の
両方の役目を果たし、さまざまな病気を予防することができます。
そこで紹介したいのが、お口の運動「あ・い・う・べ体操」です。
口や舌を支える筋肉を使うことで、口呼吸を直すことができます。
「あいうべ体操」の方法は・・・
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④最後に「べー」と舌を出して伸ばす
この4つの動作を1日30回繰り返すだけ。
声は出しても出さなくてもかまいません。
この体操を提唱しているのは、今井一彰医師(福岡県みらいクリニック)
です。今井医師が健康指導する同県の春日市立須玖小学校では
2008年から「あいうべ体操」を導入。
それまで4割近くだったインフルエンザの感染率が激減し
16年には5%以下になったといいます。
鼻呼吸を習慣付ければ、免疫力も高まり、あらゆる病気の改善に
つながります。
現代の医学では原因がはっきりと解明されていない
関節リュウマチやアトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく
潰瘍性大腸炎、うつ病にも効果があったという報告もあります。
また口を閉じることで唾液による歯の再石灰化を促し
むし歯予防にもなります。それだけではありません!
この体操を続けていると口角(口のきわ)がキュッと上がって
若々しくなり、小顔になる効果もあるようです。
お金も薬もいらない「あいうべ体操」(*^_^*)
ぜひ家族で実践してみてくださいね♪
インフルエンザはこれからが本番です!!しっかり鼻呼吸を身に付け
感染予防に取り組んでください(^^)/