抜歯後、なかなか血が止まらない
お知らせ
歯を抜いた後にはいくつか守っていただきたいことがあります。
【出血に関係すること】
①抜いた後30分くらいはガーゼを噛む
歯を抜いた後の出血には圧迫止血(あっぱくしけつ)、つまりぎゅっと押さえておくことが、一番効果的です。
それでも止まりにくいことが、たまにありますので、そのようなときは清潔なガーゼを、抜いた場所を圧迫するようにもう30分ほどあてて噛んでください。
当院では小さなガーゼを滅菌封筒に入れて、患者様に差し上げております。
②当日は長風呂、運動、アルコールは避ける
どきどきとするようなことは血の流れをよくしてしまい、出血が止まりにくくなるため避けてください。
③抜歯当日には何度も口をゆすいだり、つばを吐いたりしすぎない
抜いた後は血が出るので気になってつい口をゆすいだり、つばを吐いたりしますが、そうすると抜いた穴を塞いでいた血餅(ゼリーのようなかさぶた)が流れてしまい、なかなか血が止まりません。
④気にしすぎもよくありません
血は赤いのでつばと混ざるとたくさん出ているような気がしてしまいます。
けれども抜いた当日と、翌日まではつばににじむくらいの血はでるものです。
気にしすぎると、ついついゆすいだりつばを吐いたりしてしまうので、にじむくらいは心配いらないと思ってください。
ガーゼを噛み、安静にされるのが一番良いでしょう。