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気をつけましょう。歯周病と全身疾患との深い関わり

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歯周病は、歯を失う最大の原因になっていることは、多くの方がご存じのことでしょう。問題はそれだけではありません。」

歯周病によって起炎物質が大量に産生されることで全身の病気にも関わることが、21世紀に入って判ってきました。

もう25年も経過していますので、もうすでにご存じの方も多いでしょう。ご存じの方も含めてさらに多くの方にこのことを知っていただきたいと思いそのことをコラムに書いて見ます。

それでは、歯周病が全身の病気と関わる理由はなんでしょう。

日本歯科医師会歯の手帳より引用

 

歯周病は、歯周病菌といわれる細菌が引き起こす感染症の一種です。歯茎が歯周病に感染すると、歯茎が腫れひどくなると出血が見られます。軽いうちは症状がないので放置していることが多く、炎症を放置し繰り返されると起炎性物質が耐量に生産され、それが歯茎の血管に入りそこから全身の血管を巡り、様々な病気を引き起こす可能性が有ります。

特に関連性があるのが脳梗塞や認知症といった脳の病気、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気、糖尿病、骨粗鬆症、肺炎、低体重児出産、関節リュウマチ等です。また歯周病菌の中には、唾液のご嚥により肺に侵入し、誤嚥性肺炎の原因にもなります。歯周病の治療や予防はは全身の様々な病気の発症リスクを下げることにもつながるのです。

 

 

 

 

 

 

 

様々な病気のリスクについて

①脳の病気

歯周病の人はそうでない人に比べて2.8倍脳梗塞になりやすいと言われています。脳梗塞は、血管性認知症を引き起こす原因にもなり、さらにアルツハイマー型認知症との関連も示唆されています。

②心臓の病気

生活習慣の他、歯周病菌などの細菌感染も動脈硬化になる一因であることが明らかになってきています。動脈溝かによって心臓に血液を送る血管が狭くなったり(狭心症)詰まったり(心筋梗塞)します。

③糖尿病

糖尿病の

歯周病菌から出される内毒素が血管内に入り込み、免疫細胞からの特殊な起炎物質TNAα(腫瘍壊死因子)を産生させます。インスリンの働きを悪くし、糖尿病の状態を悪化させてしまう原因の一つはTNF-αといわれるタンパク質です。 TNF-αは、歯周病菌によって作られる内毒素によって生産が促進されてしまいます。 高血糖状態では、白血球のはたらきが低下して、感染症に対する抵抗力が弱くなります。糖尿病と歯周病は密接に関係していて糖尿病が悪化すれば歯周病も悪化し、歯周病が悪化すれば糖尿病も悪化つることが判っています。

④骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

歯周病によって生産される起炎物質が、骨の代謝に影響を及ぼすと考えられています。また、骨粗鬆症により歯を支える歯槽骨ももろくなると歯周病の進行が加速すると言われています。

⑤肺炎(誤嚥性肺炎)

食べ物や唾液などが誤嚥により気管に入ると細菌が肺に侵入し、誤嚥性肺炎を引き起こします。嚥下機能などの口腔機能が大幅に低下した高齢者に特に顕著に見られますが、お口の中を清潔に保ち細菌数を常に減らしておくことでリスクを下げることが出来ます。

⑥低体重児出産

妊娠している女性が重度の歯周病の場合、低体重児出産や早産のリスクが1.5~1.7倍ほど増加する可能性が指摘されています。 こちらは歯周病の原因菌や起炎物質が歯茎の血管から血液中に入り込み、胎盤や子宮に到達し影響を与えることで、子宮を収縮させるホルモンに影響を与えていると考えられています。