歯肉炎と歯周炎のちがいとは?
『歯周病』は大きく分けて歯肉炎と歯周炎の2つがあります。
歯肉炎は歯ぐきに歯垢(プラーク)が長期間付着している事から
起こる、歯ぐきの炎症や腫れです。
この場合、適切なブラッシングなどのケアで元のように
回復可能ですが、放置すれば歯周炎へ移行するリスクが
高まってしまいます。
歯周炎は細菌感染によって歯ぐきや歯を支えている骨などの
組織がダメージを受け、進行すると歯ぐきから膿が出たり
歯がグラグラになり、最悪の場合歯の喪失にもつながります。
大人になって歯を失う最大の原因がこの歯周炎と言われています。
歯周炎で歯周組織(歯ぐきや歯を支えている骨など)が
破壊されてしまうと、治療で進行を抑える事はできても
元の健康な状態に回復することは困難です。
歯周病対策には、毎日の適切なお家でのケアと
歯科での定期検診が大切です!
何歳になっても、自分の歯で美味しいものが食べられるよう
少しでも気になったら、迷わず歯医者さんへ行ってくださいね(*^_^*)