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顔の骨格と歯の位置の重要性

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顔の骨格と歯の位置の影響について、矯正治療をしていると

色々考えるところがあります。

まず、骨の影響は歯だけでは治せないということです。

顔は頭頂から目までの上顔面、目から鼻の下(任中)までの中顔面、その下顔面に分割されています。

人間には頭の大きい人、小さい人、下顎の長い人短い人など様々な組み合わせがあり、だいたい9パターンに分類されます。

9パターンの内、理想的な骨格はわずかで、日本人の多くは上中顔面が大きく、下顎が標準、上中顔面が標準で下顎が小さいという骨格性Ⅱ級(出歯や小顎)です。

この方々の口の中の特徴は下の前歯が奥歯より隆起してビーバーの歯のようになっているのです。上顎に対して下顎が後方にあるので、上の前歯に下の前歯が届かないので、上に挺出する為に生じます。この骨格、歯並びの方は奥歯への荷重負担が大きく、奥歯が割れたり亀裂からむし歯や冠やつめ物がよく外れます。

骨格と歯の関係も重要です。