お知らせ

むし歯でしょうか??

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初期のむし歯を気づかずに見逃してしまうことがあります。

むし歯の初期は、歯の表面が白濁することから始まります。

歯の表面についた「歯垢」(プラーク)は、細菌が食物の中の糖分を分解して作った糊のようなベトベトした物質(デキストラン)と細菌の塊でできています。この歯垢は酸性が強く、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまいます。

むし歯の初期はエナメル質の表面がこの酸により溶かされ(脱灰)ざらざらになります。顕微鏡で見ないとわかりにくい、このざらざらの表面は光を乱反射し、白く濁って見えるのです。

この時期に気づいてその後しっかり歯を磨けば、唾液中のカルシウムによって石灰化され、表面のざらざらはなくなります。

むし歯がもう少し進むと実際に尖ったものでさわるとざらざらが感じられるようになります。こうなると唾液による石灰化は期待できません。

つね日頃から鏡でよーく観察しましょう。