お知らせ

歯ぐきは自己主張が強い?

お知らせ

「歯みがきを100%しましょう」というのは、難しいですよね。

最近はほとんどの方が歯みがきをしっかりされているように思います。

よく磨かれている方でも「磨き残し」というものがあります。

これは、ご本人はもちろんのこと、歯ぐきにとっても嫌なものなのです。

例えば、歯ブラシの当たらない場所、よく食べ物が詰まる場所等では気付かぬうちに歯ぐきが腫れ、出血することがあります。

これは歯周病の初期症状で、放置していると、自分でも気づく程の腫れを感じるようになります。

その後、かむと痛む、触れると痛む等の症状に移行していきます。

この歯周病の一連の症状はいわゆる「歯ぐきの自己主張」であります。

出血、腫れ、痛みは歯ぐきの方からサインを出しているのです。

心配になって、歯科医院で受診され、適切なブラッシング指導を受けられた方も多いと思います。

しかしながら、10日もすれば、今まで何年も磨いてこられたご自分の磨き方に戻られる方が多いようです。

 

みなさんは歯みがきをする時、無意識にされていませんか?

もちろん、歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ(デンタルフロス)などの使用方法も大事です。

しかし一番大事なことは、意識を持って歯みがきをすることです。

基本的にはご自分で意識を持って、丁寧に一本一本磨ければ、磨き残しは最小限に抑えられます。

歯間ブラシ、糸ようじも利用すれば、限りなく100%に近い歯磨きが出来るようになります。

みなさんも、「歯ぐきの自己主張」に気づいてあげられるように、意識を持った丁寧な歯磨きを実践されてはいかがでしょうか。