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歯と口は心まで変えることがあります。

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心と口の状態、これらは関係がなさそうですが、実は深いつながりがあります。例えば脳がストレスを感知すると、自立神経が優位になり、唾液分泌が減って防御機能が低下すると、食べたいものが食べられなくなったり、口の状態を気にして人に会いたく無くなったり、選択の自由が少しづつ奪われて行きます。生きる楽しみを損なうことにつながるため、抑うつ的な心理状態に陥ってしまうこともあります。実際、歯の本数と閉じこもりの関係性を調べた研究では、歯の本数が少なくなるほど閉じこもる率が上がったという結果も報告されてます。

しかも、口腔の環境と心の関係性は、双方向です。震災の避難所で不自由を強いられた人々、うつ病患者、引きこもりの高齢者、顎の骨を失った人など、ネガティブな心に陥った様々なケースにおいて、歯をきれいにしたり、顎義歯を入れたりするだけで、前向きに変化することが多く見られました。口腔ケアが心を変えることも十分あり得るでしょう。

脳がストレスを感知すると、生理学的な反応や物理的な反応が起こり口腔環境を悪させます。ストレスを感じると生理学的に交感神経優位になり唾液が減少することにより、防御機能低下します。また、物理的には、歯ぎしりや噛みしめをするようになり、歯や歯茎に負担が増し、歯の摩耗や破折が起こります。これらの二つはいずれも歯と口の環境を悪化させることにつながります。

この記事のお問合せ先:阿倍野区西田辺のいえさき歯科

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電話:0666244500