オーラルフレイルって知ってますか?
フレイルとは、加齢に伴い身体や心の機能が低下し、健康と要介護状態の中間に位置する「虚弱」な状態のことです。簡単に言うと「衰え」です
筋力低下や疲労感、体重減少などのサインが見られ、適切な運動や食事、社会参加により、元の健常な状態に戻ることが可能です。
1. フレイルには、大きく分けて次の3つがあります。
身体的フレイル: 筋肉の衰え(サルコペニア)、歩行速度の低下、握力低下、体重減少など
精神・心理的フレイル: 気力の低下、認知機能の低下、うつ状態。
社会的フレイル: 外出の減少、孤独、友人との交流減少。
2. フレイルのセルフチェック
以下の項目が当てはまる場合、フレイルの可能性があります。ご自分で一度チェックしてみて下さい。
「体重減少」 半年で2kg以上の意図しない体重減少。
「握力低下」:男性28kg未満、女性18kg未満。
「歩行速度」:通常歩行速度が1.0m/秒未満。
「疲労感」:ここ2週間で、特に原因がないのに疲れた感じがした。
「身体活動」:軽い運動・体操をしていない、歩くのが遅くなった。
「口の衰え(オーラルフレイル)」:硬いものが食べにくい、お茶や汁物でむせる。
3. フレイルへの対策
早期発見・介入で進行を防ぐことができます。
栄養(食・口腔): タンパク質をしっかり摂り、オーラルケアを行う。
運動: 筋トレや有酸素運動(ウォーキングなど)で筋力と身体機能を維持する。
社会参加: 友人との交流や趣味、地域のボランティアなどに参加する。
オーラルフレイルとは口の機能の衰えのことです。
上記フレイルの説明にもありましたように、口の機能の低下は低栄養や誤嚥性肺炎のリスクを高めるため
オーラルフレイルが全身のフレイルを引き起こす原因になりやすいことが判っています。
口の主な機能は、
「食べる」「話す」「息をする」「表情を作る」「味わう」です。
これらに加え、唾液による消化や抗菌作用、細菌の侵入を防ぐ防御機能も担う重要な器官です。
具体的には、以下の機能があります。
食べる機能(咀嚼・嚥下・捕食): 歯で食べ物を細かく砕き(咀嚼)、唾液と混ぜて食塊を作り、安全に飲み込む(嚥下)。
話す機能(発音・構音): 舌や唇、歯を巧みに使い、言葉を発する。
息をする機能: 鼻呼吸が難しい時などに、口から空気を取り入れる。
味わう(味覚と消化): 舌の味蕾(みらい)で味を感じ、唾液で炭水化物を分解する。
表情を作る機能:コミュニケーションに重要な唇や頬の筋肉を使って豊かな表情を作り、感情を伝える。
防御機能: 唾液の抗菌・殺菌作用や、歯・粘膜で細菌・ウイルスの侵入を防ぐ(全身の入り口)。
最近こんなことはありませんか?
食べこぼしやむせがよくあり人前に恥ずかしくて出られない。好きなものが食べられないから食欲が出ない。しゃべりづらく伝わりにくいため人と話すのをためらう。
それは、オーラルフレイルの始まりかも知れません。年だから仕方ないと放置すると心身の健康状態が、悪化する危険があります。
オーラルフレイルについて知り早い時期から口の機能の維持改善に取り組んで食べる力を守りましょう。
オーラルフレイルにより介護に綱がるかも知れません。
介護に繋がるような高齢期の心身の衰弱をフレイルといい、多くの人が、フレイルを経て要介護状態になるといわれています。
口腔機能の低下(オーラルフレイル)、全身のフレイルを引き起こす原因になりやすいことが判っています。オーラルフレイルを予防し、また進行を食い止める対策が必要です。
いえさき歯科では、オーラルフレイル対策として口腔機能検査と口腔機能低下症に対する診療に取り組んでいます。
この記事のお問い合わせ先:阿倍野区西田辺のいえさき歯科
HP:www.iesaki,net
電話:0666244500



