だ液のこと知っていますか。
お知らせ
健康な歯を維持するために、重要な役割を果たしているのが、唾液です。唾液は、唾液腺から一日に1.5ℓも分泌されていて、口の中をいつも洗浄しています。
唾液には、2種類のものがあります。一つは、漿液性の唾液と呼ばれ、サラサラしています。もう一つが、粘液性唾液と呼ばれ、ネバネバしています。
①漿液性だ液
飲み込みやすくしたり口腔のPHバランス(酸性アルカリ性の程度)を中和したりしています。リラックス時に分泌されやすく、水分が多く、アミラーゼが多く含まれます。
②粘液性だ液
歯包み込み、細菌などから保護防御する作用を持っています。ストレスがかかると分泌されやすく。水分が少ないです。
唾液の成分は、ほぼ水ですが、カリウム・マグネシウム・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リンなどのミネラルや糖たんぱく質、ホルモン、酵素などの有機成分など多くの物質が含まれています。そのため、唾液の働きは多岐にわたり、食塊の形成をはじめとする9つの重要な機能があります。
摂食嚥下に関わる機能は、もちろんですが、虫歯を防ぐ再石灰化や脱灰からの保護、口腔内の酸化を中和する作用など、口腔機能の健康を維持するうえで欠かせない機能を持っています。
また、細菌やウイルス、真菌などに対する防御作用を発揮する酵素など防御作用を発揮する成分も多く含んでおり、感染症予防にも重要な役割を果たしています。
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