更新情報

おしゃぶりについて

予防

みなさんは育児の際におしゃぶりを使用したことはありますか?「おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる」といううわさを聞いたことがあると思いますが、おしゃぶりにも効果やメリットがたくさんあります。ここでは、おしゃぶりがどのような良い効果があるのかお伝えしていきたいと思います。おしゃぶりを使用するタイミングとやめるタイミングおしゃぶりは生まれてすぐに使い始めること...

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あなどれない嗅覚異常

お知らせ予防

新型コロナウイルス感染で、若者の初期症状として嗅覚脱失が挙げられました。舌に存在するアンギオテンシン変換酵素2(ACE2)受容体を介してコロナウイルスが細胞内に侵入することから、味覚異常なども起こります。ではなぜ嗅覚脱失は若者の症状なのでしょうか。 嗅覚脱失は珍しい症状ではないまず、嗅覚脱失の様々な原因を挙げてみましょう。パーキンソン病や認知症などの...

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口腔機能低下症の疑問に答える

MFTメインテナンスケア予防筋機能療法

はじめに2016年に日本老年歯科医学会は、「口腔機能低下症」の定義と診断基準を公表しました。口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下の7項目の検査を行い、3項目以上が該当するものを「口腔機能低下症」と判断することを提唱しました。2018年4月の診療報酬改定で、口腔機能低下症に係る検査料と管理料が保険導...

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空気の通り道

予防

鼻には空気の通り道が2つあります。これは鼻の構造によりますが、鼻の真ん中を通る中鼻道と鼻の下の方を通る下鼻道に分けられます。実際に鼻で呼吸をしてみて下さい。息を吸うときは鼻の真ん中を空気が通る中鼻道が主流になります。息を吐くときは鼻の下の方を空気が通る下鼻道が主流になります。これは鼻中隔と鼻甲介の構造によって分かれます。息を呼吸するときの呼吸経路が違って...

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肺機能、運動機能と口呼吸

予防

負のスパイラルを生む口呼吸気道狭窄や呼吸筋力低下によって、顎を前に突き出す亀のような姿勢をしている場合があります。気道がより広がる姿勢で、楽な呼吸をするためです。実はこのような方に、「姿勢を正して」とアドバイスするのは得策ではありません。本人は酸素を取り込むために必死に喘いでいる結果かもしれないのです。漏斗胸は、小児期の重度な睡眠時無呼吸症候群(SAS)...

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鼻の防御機能

お知らせ予防

鼻には複数のバリアが備わっているヒトの鼻も同じようにさまざまな方法で外敵から身を守ります。しかもその外敵は種類が多く、花粉やゴミなどの大きなものから、細菌、ウイルスといった極小のものまであります。最近では、これまで経験することがほとんどなかったPM2.5やマイクロプラスチックといった汚染物質もありますから、負担は増える一方です。口腔内の感覚もとても鋭敏で、0...

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鼻と口の粘膜の違い

お知らせ予防

鼻粘膜の目的は、体外の空気を肺呼吸に都合よく調節することです。食べ物は咀嚼という運動が必要ですが、鼻は加湿、加温、清浄などの作用を絶えず無意識下で行わなければなりません。また、鼻腔の温度は、27~37℃くらいになるように調節しなければなりません。考えてみればかなりの重労働を強いられています。 異物進入を阻止する鼻の粘膜水を飲む時や飲み込むときは痛くない...

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口腔機能低下症の健康保険適応年齢が、50歳以上に引き下げられました。

MFTお知らせメインテナンスケア予防筋機能療法

口腔機能低下症について口腔機能低下症の保険治療の適用年齢が、これまでの65歳以上から50歳以上に引き下げられました。これは高齢者の呼ばれる年齢にならなくても口腔の機能(話す・飲み込む・息をする)が衰えている人が増えてきていることを受けての改正と考えられます。今回は、“口腔機能低下症”とは何かについて解説します。“口腔機能低下症”とはオーラルフレイル(口の弱り...

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歯周病菌はどこからやってきたのでしょうか?

お知らせ予防歯周病について

阪大予防歯科教授 天野先生の講演を先日聴いてきました。ご講演の中で歯周病菌はどこからやってきたのか?と話しがありました。歯周病菌は、勝手に口の中に沸いて出てきているわけではありません。何処か外から口の中に侵入し感染がおこることはまがいありません。天野先生のお話によると、唾液を介した経口感染ということです。親からだったり、親しいお友達だったりあるいは、恋人...

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