更新情報

歯周病菌はどこからやってきたのでしょうか?

お知らせ予防歯周病について

阪大予防歯科教授 天野先生の講演を先日聴いてきました。ご講演の中で歯周病菌はどこからやってきたのか?と話しがありました。歯周病菌は、勝手に口の中に沸いて出てきているわけではありません。何処か外から口の中に侵入し感染がおこることはまがいありません。天野先生のお話によると、唾液を介した経口感染ということです。親からだったり、親しいお友達だったりあるいは、恋人...

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つまようじ法のブラッシング効果

お知らせメインテナンスケア歯周病について

つまようじ法を日常に取り入れることによって様々な効果が得られます。つまようじ法ブラッシングの効果炎症が早期に改善するnon-surgeryで歯周ポケットが改善する(歯肉の形態が保たれる)歯肉が元気に保たれる(急性症状が起こりにくくなる) ①炎症が早期に改善する・つまようじ法術者磨き+スケーリング=わずか1ヶ月で歯肉の状態がかなり改善しました ・つまようじ法術...

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歯周病や虫歯の本当の原因は何でしょう?

予防歯周病について虫歯

歯周病や虫歯の原因は、何でしょうか?と聞かれたら、なんと答えられますか?来院される患者さんに聞くとほとんどの方は、ばい菌が原因ですと答えられることと思います。それは、正しい事実ですが、ばい菌が口の中に居たら必ず虫歯や歯周病になるのでしょうか?いえ、そうとは限りません。現在では、むし歯や歯周病になる本当の原因「マイクロバイアルシフト」であると言われています...

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歯を失う原因となっているものは?

お知らせメインテナンスケア予防歯周病について虫歯

歯を失う原因になっているものは、細菌だけではなく力もあります。細菌感染によって歯を失うという説は歯科医師なら誰もが知っている。我々が扱う歯科疾患のなかでう蝕と歯周病が最もポピュラーであり、両方ともが細菌感染による感染症である。この歯科の二大疾患の原因については、昔から医学研究の一番の対象にされて来た。たとえば、1960年代から70年代に経験した若年者のう...

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歯周病菌がアルツハイマー病の原因となっていることが判明

歯周病について

九州大学大学院歯学研究院の武 洲准教授と倪 軍軍(ニイ ジュンジュン)助教の研究グループが歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることを解明されました。この記事は、九州大学のホームページhttps://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/396より引用しています。「九州大学大学院歯学研究院の武 洲准教授と倪 軍軍助教の研究グループは、中国吉林大学口腔医学院の周延民...

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歯周病は、細菌感染による病気です。

お知らせ歯周病について

バイオフィルムは細菌の共同体?歯周病の初発因子であるプラークは細菌の塊で、1mg(湿重量)に10億個もの細菌が存在しています。プラークの細菌は、その周囲を多糖類(exopolysaccharides)に囲まれた、「バイオフィルム」とよばれる構造体を形成しています。歯周病の治療の基本はプラークの除去ですが、抗菌薬や含嗽剤に含まれる消毒薬はその効果が限定的であるといわれています...

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唾液が減るとどうなるの?

お知らせ予防歯周病について虫歯

唾液には大切な働きがいくつもあることがわかっています。以下に挙げるもの中で唾液が関係しているものは(複数回答OK)味を感じる口のいやなにおいを防ぐ飲み込みやすくする消化を助けるむし歯を防ぐ発音しやすくする歯肉炎や歯周病を防ぐばい菌をやっつける傷口を早く治す 正解は、これらすべてに唾液が関係しているです。こんなにも多くの唾液の働きがあることを知っていまし...

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歯周病と血糖値の関係について

お知らせ予防歯周病について

日本人の20人に1人が糖尿病です。さらにこのまま増加していくと、成人5人のうちに1人が糖尿病になるという予想もあります。食べ物が豊富になり、糖尿病と肥満が爆発的に増えたわけです。糖尿病になると体がだるいだけでなく、合併症と云われる網膜症や腎臓病などの全身性の疾患に悩まされることになってしまいます。私たちの血液中のブドウ糖の量すなわち血糖値は、膵臓で作られ...

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歯周病は、早期発見がとても大切です。

お知らせ予防歯周病について

歯周病は、むし歯と同様にさまざまな因子が重なって発生し、悪くなっていきます。歯周病は、細菌因子、環境因子、宿主因子の3つが重なって起きています。プラークコントロール、つまり歯みがきをしないとかタバコを吸うことなどの生活習慣が密接に関わる疾患です。細菌によって起こる感染症ですが、痛みがほとんどなく進行していく病気で、気がついた時には手遅れなことがあります。◎...

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